PATTERN NOTES / HOW TO USE
仕様書PDF・型紙PDF・DXFの違いと選び方
「PDFをダウンロードしたのに、裁断用の型紙ではなかった」。そんな行き違いを防ぐには、拡張子だけでなく、ファイルの役割を確認することが大切です。仕様を読む資料と、裁断のもとになる型紙データを分けて考えましょう。
最初に確認する、4種類のファイル
| ファイルの種類 | 主な役割 | 注意すること |
|---|---|---|
| 仕様書PDF | デザインや寸法など、服の仕様を読むための文書。 | 実寸の裁断用型紙とは限りません。記載内容は品番ごとに確認します。 |
| パターンカードPDF | 型紙に関連する情報を確認する資料。 | 掲載項目はファイルにより異なります。実寸型紙の代わりとは限りません。 |
| 型紙PDF | 印刷して型紙として使うためのデータ。 | 配布されている場合に限ります。用紙サイズ、縮尺、分割の有無を確認します。 |
| DXF | 対応CADなどで開く図形データ。型紙の形状を確認・出力する際に使います。 | ソフトの対応形式、読み込み単位、縮尺、線や文字の再現を確認します。 |
同じ「.pdf」という拡張子でも、用途は異なります。ファイル名だけで判断せず、商品ページに表示される種類と、開いた後の内容を確認してください。
FULLOADINGでダウンロードする前に
- 商品ページの品番とサイズ、参考画像を確認します。
- ダウンロード欄で「仕様書PDF」「型紙DXF」などの役割を確認します。
- 各ファイルが登録不要か、無料会員向けかを確認します。会員向けの場合はメール認証でログインします。
- 仕様書を読み、型紙データを開ける環境と出力方法を用意します。
旧サイトから移行した型紙はDXFを中心に配布しています。型紙PDFやパターンカードPDFがすべての品番に付属するわけではありません。現在の配布状況は、各商品のダウンロード欄が基準です。
資料のPDFが開けても、DXFを開いたり印刷したりできるとは限りません。CADの対応状況は、お使いのソフトの提供元で確認してください。特定のソフトで全ファイルを検証済みという案内ではありません。
DXFは、開けた後の寸法確認が大切
DXFは読み込み元と読み込み先の単位設定によって、大きさの扱いが変わる場合があります。「画面に表示できた」ことと「正しい実寸になっている」ことは別です。読み込み単位と図形の寸法を確認し、仕様書などにある既知の寸法と比較します。
レイヤーや線種、文字の表示も確認しましょう。実線や破線の意味、縫い代が含まれるかどうかは、原本の表示を優先します。設定が分からないまま、すべてのファイルを一律に拡大・縮小することは避けてください。
目的に合わせて、次の確認へ
- まず服の形やサイズを知りたい:商品説明と仕様書PDFを確認します。
- 型紙を紙に出したい:型紙PDFの有無を確認するか、DXFを対応ソフトで開いて出力を準備します。
- 生地を裁断したい:実寸、パーツ、縫い代、地の目を確認し、必要に応じて仮縫いします。
よくある質問
仕様書PDFを拡大すれば実寸型紙になりますか?
仕様書に掲載されている図が実寸型紙であるとは限りません。写真や縮小図から推測して拡大せず、型紙として配布されているファイルを使用してください。
PDFとDXFの両方をダウンロードする必要がありますか?
役割が異なるため、服の仕様と型紙形状を確認するには、該当する資料を併せて参照することをおすすめします。必要なファイルは商品ごとに異なります。
参考資料
ソフトの機能説明は各提供元の資料をご確認ください。画面や設定名はバージョンにより異なる場合があります。